Q&A
- 産後、体調(体重)が戻らない!
- 妊娠前のような体重や体調になかなか戻らずに、戸惑っています。
「産後のカラダのケアはできるだけ早い方がいいよ。」と友達にいわれましたが、いつから始めたら
いいのでしょうか?(32歳 ママ)
- 1ヶ月検診でお医者さんのOKが出た方は産後エクササイズを!
- 約280日間の妊娠期間お腹の中の赤ちゃんを育てるためにママのカラダは大きな変化が起こります。
お腹の中の赤ちゃんの成長と出産後の授乳に備えて脂肪を蓄え(=妊娠脂肪)、子宮が大きくなることで骨盤
の前傾など姿勢のバランスが崩れ、筋力、特に腹筋の筋力が低下します。
又、出産に向けて靭帯が緩むことで骨盤周辺の痛みがでたり、体重増加も重なって膝や股関節などの痛みを
感じる方もいます。
そして、出産時は約3㎏の赤ちゃんを生み出す訳ですからカラダへのダメージは容易に想像できますよね?
又、場合によっては帝王切開で腹筋にメスを入れることもあるでしょう。
そんなカラダの状態で育児をスタートするママ。
抱っこ・授乳などの育児動作でさらに姿勢のバランスが崩れ、肩こり・頭痛・腰痛・腱鞘炎などを引き起
こしてしまうママも多いことでしょう。
それでも赤ちゃん中心の生活でついつい自分自身のことは後回しにしてしまいがちです。
しかし、産後にカラダのケアを怠ると一番気になる「妊娠前の体型に戻す」ことが難しくなったり、将来
子宮脱などの疾患を起こす可能性もあります。
正しい知識を基にしたカラダケアが重要なのです。
妊娠時・出産後のママのカラダのダメージは、想像以上に大きいからこそ、出産後の1ヵ月検診でお医者
さんのOKが出た方は、産後エクササイズをスタートさせましょう。
- 出産した友人の体型が妊娠前よりもスリムになっていた!
- 昨年、出産した友人に会ったら、妊娠前よりも痩せて、体型もスリムになっていました。
「私も出産して、育児が少し落ち着いたら、運動でも始めよう。」と話すと「産後が効果的だよ。」と
言われましたが、どうしてですか?(28歳 妊娠8カ月 女性)
- 出産後こそ妊娠前より美しいボディラインを手に入れるチャンス!
- 妊娠すると女性ホルモンの一種「リラキシン」の分泌により、特に骨盤の恥骨結合や仙腸関節を緩めます。
出産時さらに恥骨結合が緩み骨盤が最大に開き10cmもの参道を作ります。
つまり「リラキシン」による骨盤のじん帯の緩みにより出産が可能となるのです。
そして「リラキシン」の影響はその他の関節も同じように弛緩させます。
出産後、靭帯の緊張は半年くらいで回復すると言われていますが、出産後そのまま放っておくと骨盤の開き
は完全に戻らず、開いた骨盤内に内蔵が下がりお腹がぽっこりでたり、脂肪がつきやすくなってしまいます。
しかし、逆のことを言えば、関節が緩んでいる時期に適切なワークを行うことで効果的に骨盤の歪みや骨
格を整えることができ、妊娠中の歪みはもちろんのこと、妊娠前からの体のゆがみも改善するチャンス
なのです。
いわば、出産後は「妊娠前のボディラインに戻る」だけではなく、「妊娠前より美しいボディラインを手に
入れるチャンス」であり、ボディライン改善の最適な時期なのです。
- 育児や家事をするとにき踏ん張りが利かない。
- 高年齢出産が原因なのでしょうか?なんとなくだるさが続き、肩こりや腰痛もひどくなってきています。
また、授乳や抱っこなどの育児や家事など何をするときでも、体に踏ん張りが利きません。
又、くしゃみをすると尿モレを起こしてしまいます…。(37歳 ママ)
- 筋肉を正しい方法で強化しましょう。
- 妊娠中子宮が大きくなることによって負荷がかかっている骨盤底筋群は、出産時には赤ちゃんが通る産道
として更にダメージを受けます。
又、子宮が大きくなることによって腹筋群は薄く伸ばされ筋力は低下します。
この筋肉を正しい方法で強化することは産後の機能回復と姿勢改善の大きなカギになります。
又、抱っこ・授乳など前かがみになったり、肩をすくめたりすることが多い育児動作による猫背・肩こり・
頭痛・腰痛などを極力和らげてあることも重要です。
- 現在8か月の妊婦で高齢出産の予定です。
高齢出産の場合産後何か気を付けることはありますか?
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- 私自身、第1子を36歳、第2子を39歳で産んでいます。
- 私自身、妊娠中は赤ちゃんが元気に無事に生まれてくれるだろうか?という心配ばかりしていました。
しかし!!高齢出産は出産後の自分自身の体調、育児を継続する体力を養うことが重要だということを出産後
知るのです。(あくまで私個人の感想ですが…)
女性は20代をピークに筋肉量は減少すると言われています。
更に妊娠中は運動量が減ることで筋肉量が減少します。
その状態で育児動作を続けるわけですから、疲れやすいのは当然です。
又、ボディワーク的にはパワーハウス(コアとも言います)と呼ばれている、簡単に言うと上下は胸郭の下
から 骨盤にかけて、前後はお腹・背中周りを囲んでいる個所(つまり妊娠中赤ちゃんを約280日間育んでい
る個所 です)を重要と考えており、ここがしっかり機能していないと疲れやすいとも言われています。
妊娠中約3㎏の赤ちゃんが入っていた個所が出産後は急にいなくなるわけです。
このパワーハウスを正しい方法で妊娠前またはそれ以上に整え、更には全体の姿勢バランスを整えた上で筋
力 トレーニングを行ない育児に必要な体力を養っていくことが重要=ボディラインを整えることにもなりま
す。
1か月検診でお医者さんのOKが出た方は産後エクササイズをスタートさせましょう。
- 姿勢が悪いと言われます。
自分自身正しくしようと気を付けていますが、疲れてしまって長く維持ができません。
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- 正しい姿勢とは筋肉や関節に過度な負担がかからず、カラダに無理のない、
効率よくカラダが動く、そして美しい姿勢のことです。
- 疲れてしまうのは、正しい姿勢の認識が間違っているか、正しい姿勢を取り辛い何らかの要因があることが
考えられます。
正しい姿勢、立ち方・歩き方は実は誰かに習って行っているわけではないので、正しい姿勢の正しい認識を
持っ ている方は非常に少ないです。
又、長年の習慣で凝り固まった個所が正しい姿勢を取れなくしている場合が多いです。
COCOROYOI(ココロヨイ)では、お客様ご自身が客観的に正しい姿勢を見つめなおせるよう画像を用いて
姿勢を評価し、必要な個所の筋肉のリリースや強化を行うことにより正しい姿勢に導きます。
ぜひ1度パーソナルセッションを体験してみてください。